IEC 61131-3 Local rules
国際規格PLC【IEC 61131-3】用のネーミングのローカルルール、変数の決め事、
プログラム開発と共同作業のルール化の一例です。
一般的なプログラマーには当たり前な事柄ですので、
リレー回路から入門した人向けのネーミング方法です
三菱では構造化ラダーに相当します
一部引用:はじめてのIEC 61131-3- PLCopen Japan
§1. 共通事項
1.1 国際版変数
そのまま英語にすると分らなくなるのでローマ字扱い でお願いします。
例 GL_taima1 GL_TIMER1
1.2 日本国内のみ
@エディターの機能で色を変えると判別が付きやすいですが、基本は文字で判別します。
1.2.1 グローバル変数
先頭文字列に”GL_”
例 :
- GL_ほにゃらら
- GL_data123
- GL_作業時間A
- GL_全角文字列
- GL_ハンカクカタカナ
1.2.2 ローカル変数
出来る限り一般的な変数名を使用する
出来れば決まりごとのコメント記入する
例 :
- 変数1
- loop
- santafe
- good123
- ローカル123
例外:三菱の場合は半角カナ禁止 (タッチパネルGOTとの連携する場合全角でなければならない)
§2. プログラムユニットの定義
2.1 基本定義
各機器類に対してユニット化
2.2例外
三菱FXは一部ハード依存あり
§3. ユーザーFBの定義
3.1 名称ルール
共通用
イニシャルなし
個人用 先頭文字に識別文字
3.2 変数ルール
グローバル変数は使用禁止
ローカル変数のみで構築する
§4. 入出力変数名の定義
(先頭文字から予想がつきやすいように)
4.1 入力
先頭文字列ルール
例:
- Di_ デジタル入力例
- Di_運転SW
- Di_停止SW
- Di_外部起動_CR
- Di_インタロック_SSR
- Ai_ アナログ入力例
- Ai_コンベア速度
- Ai_空気圧
- Ai_油圧
- Ai_気温
- X_ お手軽三菱例
- X_運転SW
- X_停止SW
- X_外部起動_CR
- X_インタロック_SSR
4.2 出力
先頭文字列ルール
- Do_ デジタル出力例
- Do_稼働中ランプ
- Do_稼働中ランプ1
- Do_稼働中ランプ2
- Do_稼働中ランプ3
- Ao_ アナログ出力例
- Ao_稼働中ランプ
- Ao_温度
- Ao_電流地
- Ao_電圧
- Y_ お手軽三菱例
- Y_稼働中ランプ
- Y_稼働中ランプ1
- Y_稼働中ランプ2
- Y_稼働中ランプ3
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